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Webマーケティングに役立つ9つの心理学用語

Webサービスは、顔の見えないユーザーの心理を想像し、その心理に合わせたサービスを提供する必要があります。ユーザー心理を理解するのに役立つ9つの心理学用語についてまとめました。

Webマーケティングに役立つ9つの心理学用語について解説する前に、まずはWebマーケティングについて解説します。

▼そもそも「マーケティング」とは?

Webマーケティングとは、簡単に言ってしまえば「Web」+「マーケティング」です。

顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動

少し難しい言い回しですね。

これをシンプルに言ってしまえば、

お客様に価値を提供してお金をいただくこと

こう言うと、理解しやすと思います。

そこまで難しく考える必要はありません。

このマーケティングの概念をWebサービスに適用したものが、「Webマーケティング」です。

▼では、Webマーケティングとは?

WebサイトやWeb技術を応用したマーケティング手法

言葉のとおりということですね。

マーケティングを行い、その結果によってはサイトの構成やページの表現、またはマーケティングから流入するページ(ランディングページ)を変更する

ユーザーのことを意識したWebサービスを作成するんです。

サイトに流入してきたユーザーを、最終的なコンバージョンにまで結びつける

コンバージョンとは、「ウェブサイト上から獲得できる最終成果」のことです。

ショッピングサイトならば「商品の購入」、情報提供サイトならば「会員登録」、アフィリエイトサイトであれば「アフィリエイト収入」がコンバージョンにあたります。

つまり「Webマーケティング」とは、
「お客様(ネットユーザー)に価値(WebサイトやWeb技術)を提供してお金をいただくこと」
ということになります。

重要なことは、ユーザに価値を見出してもらうことです。
なので、ユーザの心理を理解することは、Webマーケティングの「マーケティング」の箇所に役立ちます。

▼Webマーケティングに役立つ9つの心理学用語

ユーザーの心理を理解し、より効果的なWebマーケティングを行いましょう。

【目次】
1.アンカリング効果
2.ハロー効果
3.確証バイアス
4.初頭効果
5.親近効果
6.バンドワゴン効果
7.同調現象
8.社会的証明の原理
9.単純接触効果(≒ザイオンス効果)

1.アンカリング効果

アンカリング効果について解説していきます。

アンカリング効果の概要としては、

アンカリング効果とは、提示された特定の数値や情報が印象に残って基準点(アンカー)となり、判断に影響を及ぼす心理傾向のこと

行動経済学の分野で特に注目されるようになりました。

人が何かを判断する時、最初に見た数字などが大きな影響を与えてしまいます。

タイトルに数字を入れるとアクセス数が増えるのも、アンカリング効果によるものです。

アンカリング効果を応用し、ユーザーに対し「この商品はお得だ」「良い買い物ができた」と思わせるようにするための仕掛けを作る

実際にアンカリング効果を利用するのであれば、
・「数量限定」
・「期間限定」
・「売上No1」
などの言葉をうまく使い、プレミア感を出します。

他にも、アンカリング効果について解説している方がいらっしゃいます↓

【アンカリング効果】最初に印象に残った数字やものが、その後の判断に影響を及ぼすという認知バイアスの一種。価格交渉の場で効果的で、まずは実際に決着したい金額より多めに提示。そこからスタートすることで値引き交渉に応じても結果的に決着したい金額かそれ以上で決着できる可能性が高くなる。

とてもわかりやすい説明ですね。

行動経済学・アンカリング効果を使おう youtu.be/XtqICrAtHtg

動画でわかりやすく解説されています。

2.ハロー効果

ハロー効果の概要としては、

ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと

光背効果、後光効果とも呼びます。

ある1つの目立つ特徴を最初に認識すると、その他の構成要素まで一番目立つ特徴に引っ張られて歪んで認識してしまうこと

例えば人を評価する際、容姿が優れていたり、雰囲気がよかったりすると、その人の人格も良いものであると認識してしまいます。

人の評価というのはそれぞれの観点で行われているというよりは、全体的に良いか悪いか大まかに見ている

ようは、パッと見て全体的に良いと思えるものをつくればいいのです。

ハロー効果をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
サイトのファーストビューで、ユーザーにWebサービスの良い面を伝える。
すると、そのWebサービスに対する全体的な印象を良く思わせることができる。

他にも、ハロー効果について解説している方がいらっしゃいます↓

髪型は目や口ほどには物をいわないが、相手に様々な印象を与える重要な要因である。髪をきっちりと七三分けしている男性を見て「だらしない」とは思わないし、スポーツ刈りにしている男性を「ひ弱そう」とは思わない。このように見た目によって相手への印象に影響を与えることを「ハロー効果」とよぶ。

分かりやすい具体的な例ですね。

ある人が有名絵師で絵がうまかったり、有名歌い手で歌声が優れていたり、 楽器が上手だったりする場合、その人の技術高さにおいてだけでなく、 人格的にも優れていると思い込んでしまうのをハロー効果というので覚えとくといいですよ。

能力と人格はイコールではないということですね。

3.確証バイアス

確証バイアスについて解説していきます。

確証バイアスの概要としては、

自分の願望や信念を裏付ける情報を重視・選択し、これに反証する情報を軽視・排除する心的傾向

差別の元となる心理傾向です。

個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象

先に「悪い」イメージがあると、悪い箇所ばかり目につくようになりますね。

無意識のうちに自分の先入観を正しいものにする情報だけを拾って、先入観は間違っていなかったとする人間の性質

無意識であるため、先入観を払しょくすることは困難です。

確証バイアスをWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
ユーザーが最初から「良い」イメージを持っているものに関するサイトを作る

他にも、確証バイアスについて解説している方がいらっしゃいます↓

人間は自分の間違いを認めるのが苦手で、自分が正しいことを確認するのが好き。これを確証バイアスっていう。だから第一印象って覆すのが難しい。最初に得た印象をひっくりがえすのは面倒で、「ああ、やっぱりあの人ってこういうタイプなのね」って再確認する方がよっぽど簡単なのだ

振り返ってみると、身に覚えがあるのではないでしょうか。

はちゃめちゃに絵が上手い人のツイッターですらわかるレベルのコミュ障率高い(確証バイアス)

これはひどい確証バイアスの例ですね。

4.初頭効果

初頭効果について解説していきます。

初頭効果の概要としては、

物事の最初が印象に残りやすい現象のこと

インパクトを受けやすい、と言い換えても問題ありません。

最初に提示されたものの再生率が良いこと

以下を、順番は気にせずに覚えてみてください↓
カエル 犬 猫 ドライヤー バナナ 銀行 猿 パソコン 冷蔵庫 こたつ 雪 東京

このような問題を出されたとき、後のものほど記憶に残らなくなります。

一番最初に受けた印象はなかなか変わらず、また一番記憶に残ります

最初が肝心ということです。

初頭効果をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
重要なこと(マーケティング対象)は、サイトの初めに記載する。

他にも、初頭効果について解説している方がいらっしゃいます↓

初頭効果とは、第一印象が大事という意味で人は人を見た目で判断する傾向があるといわれているもの。最初に悪いイメージには悪い解釈をし最初に良いイメージには良い解釈が残るという感じです。

最初のイメージは何度も思い出されるため、短期記憶から長期記憶へと移行していきます。

<初頭性効果>最初に得た情報が全体像に強い影響を与える。
<親近性効果>最後に得た最新の情報が影響しやすい。

初頭効果は、親近効果とセットで説明されることが多いです。
なので、次は親近効果についての解説となります。

5.親近効果

親近効果について解説していきます。

親近効果の概要としては、

最後に提示されたものの再生率が良いこと

判断の直前に提示された情報が強く影響する、ということですね。

「終わりよければ全てよし」という言葉があるように、最後に強烈に良い印象が残れば、それまでの過程がどうであったとしても大概好意的に見られます。

途中にあった出来事は、鮮明に覚えていられませんよね。

親近効果をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
ユーザーに覚えておいてほしい重要なことは、サイトの最後に記載する。
初頭効果と合わせて、サイトの最初にも記載してもよい。

他にも、親近効果について解説している方がいらっしゃいます↓

親近効果はこれとまるっきり反対の心理学で、一番最後に入ってきた情報が最終的なイメージを決定するというもの。何か商品をすすめられてる時によほど「これだ!」って決めた物がない限り後から説明された方がいい物に思えてくるのも親近効果といわれている。

そもそも、途中に説明された商品については覚えていないこともあります。

親近効果

最後に提示された情報が強く記憶に残ったり、
判断の直前に出された情報に強く影響される心理現象

「終わりよければすべてよし」の気持ちに近く、最後に受けた印象によって全体の印象が変わってくる

「終わりよければすべてよし」はよく聞く言葉ですが、心理学的に正しいと立証されているようですね。

6.バンドワゴン効果

バンドワゴン効果について解説していきます。

バンドワゴン効果の概要としては、

ある製品・サービスを消費する人が多ければ多いほど、顧客がその製品・サービスによって得る満足・安心感が増加する効果のこと

群集心理における同調現象のひとつです。

他者の消費が増えるほど需要が増加する現象

「バンドワゴン」とは行列の先頭をいく楽隊車を意味し、バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る、多勢に与するということを意味します。

ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れること

政治学・社会学と経済学でも、よく使われています。

バンドワゴン効果をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
・ブログにアクセス数を集める際、トレンド(流行)情報についての記事を書く。
・「大流行」「大人気」などの言葉を使い、流行っているということを強調する

他にも、バンドワゴン効果について解説している方がいらっしゃいます↓

バンドワゴン効果:あなたはガラガラのラーメン屋と行列のできているラーメン屋が並んでいたらどちらに入りますか?明らかに空いているお店の方がすぐに食べれますが、行列に並んでしまうのではないでしょうか。このように多くの人に支持されているものに魅かれる効果のことをいいます。

この解説はとてもわかりやすいですね。
バンドワゴン効果の働きにより、行列が長くなればなるほど、お客は魅力を感じます。

『バンドワゴン効果』大多数の人がそれを行っているという雰囲気を作ることで自分も乗り遅れたくないという心理が働く。例えば商品が飛ぶように売れている様に演出し客をムードや勢いに乗せることで購買意欲を掻き立てる。

「残りわずか」と言われると、ついつい欲しくなってしまう。
これもバンドワゴン効果によるものです。

多数派が有利『バンドワゴン効果』

サクラを使ってその場の雰囲気を意識的に作り
そのムードや勢いに乗って
こちらの目的に持ち込む方法。

お笑い番組でも使われていますね。
笑い声があると、自分もついつい笑ってしまいます。

7.同調現象

出典bokete.jp

同調現象について解説していきます。

同調現象の概要としては、

周りの人と同じ行動をしていると安心し、逆に自分が正しいと思っても他の人が異なる行動をしている場合には不安になる

集団心理のひとつです。

個人個人の意見だったものが同調していく内、次第に集団の総意となる現象

よく知らない商品でも、周りの人が買っていれば同調して買ってしまいます。

人々の意見がある方向のみに傾斜する事

異論が歓迎されず、多数の意見のみが歓迎される。それが同調現象です。

同調現象をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
「20代女性の9割が使っている」「○○県の主婦はみんな使っている」
といった言葉を使い、商品のマジョリティ性を強調する。

他にも、同調現象について解説している方がいらっしゃいます↓

【マーケティングに役立つ心理学】
周囲の人間と同じ行動をしていると安心することを「同調現象」という。
多数の好意的口コミがある事や、利用者数の多さなどを強調すると、効果的。

学校の友達が持っているから…
という理由で何かを買ったことがあるのではないでしょうか。

皆がルビサファやってるから久しぶりにXYやってる

周りに流される、ともいいますね。

8.社会的証明の原理

社会的証明の原理について解説していきます。

社会的証明の原理の概要としては、

他の人につられて行動してしまう人間の特性

人は自分の頭で判断するのを嫌います。

みんなが行く方向に自分もつられてしまう

公衆トイレにある「いつもキレイに使用してくださり、ありがとうございます」という張り紙も、
この社会的証明の原理を利用したものです。

他の人がキレイに使っているから、自分もキレイに使おう、ということです。

状況が不明確で自分で判断できないような場合には、周囲の人たちの行動を正しいものと考え、自分がどのように振舞ったらよいかを決める

私達は、日常のあらゆる場面で、他人の行動に影響を受けているのです。

「みんながする=正しいこと」

少数派になると、自分の立場を悪くしてしまう可能性もありますからね。

社会が証明している行動を自分が選択する

多数派になると、安心しますよね。

社会的証明の原理をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
サイトにFacebookやTwitterの広告を設置する。
いいね!やつぶやきの数が増えれば増えるほど、社会的証明の原理が強く働く。

他にも、社会的証明の原理について解説している方がいらっしゃいます↓

【社会的証明】 他人の行動につられてその通りに行動してしまうという社会心理学の用語。人間は、とりわけ状況が不明確で自分で判断できない場合に、周囲の人の行動を正しいものと考え、その通りに行動してしまう傾向がある。社会的証明の原理はマーケティングにおいて用いられることも多い。

社会的証明の原理はとても有効なマーケティング手法なので、うまく使っていきましょう。

社会的証明の原理というのがあるオニ。何人かで、何もない空をじっと見上げていると、通りがかりの人も上を見てしまうオニ。状況があいまいな時や、自分と似たひとの場合によく働く原理オニ。自殺のニュースは自殺者を増やしているんだオニ。

誰かがよそ見をしたとき、なぜかつられてよそ見してしまう。
これも社会的証明の原理です。

9.単純接触効果(≒ザイオンス効果)

単純接触効果(≒ザイオンス効果)の概要としては、

接する回数が増えるほど好意度や印象が高まる効果

ザイアンスの法則ともいいます。

人間は、何度も同じものを見たり、聞いたりすると、それに対して、次第に良い感情を抱いていく

CMは、単純接触効果を利用した例です。

長年付き合ってきた人や物に対して愛情や愛着を強く抱く

「単純接触効果」という言葉どおりの意味ですね。

単純接触効果(≒ザイオンス効果)をWebマーケティングに利用した例としては、以下のようなものがあります。

例)
広告を利用して、自サイトを繰り返しユーザーの目に触れるようにする。
とにかくユーザーの接触回数を増やし、好意を高めていく。

他にも、単純接触効果(≒ザイオンス効果)について解説している方がいらっしゃいます↓

【単純接触効果】

繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。

何度も見たり
聞いたりすると
次第によい感情が
起こるようになってくる。

たとえば、よく会う人や
何度も聞いている音楽は
好きになっていく

単純接触効果は、恋愛にもよく使われています。

「単純接触効果」好きでも嫌いでもないものに何回も接触することで、それに魅力を感じ好意的になること。つまり、片思いのあの人に振り向かれたいなら、黙ってないで積極的に繰り返しアタックをすれば好かれるかもよってこと。失敗を恐れて行動に出ないと後悔するよ。実は後悔の方がつらい思いするんだ

一度や二度では、相手に好意を持ってもらうことは難しいです。

以上、Webマーケティングに役立つ9つの心理学用語解説でした。

心理学の知識があるのとないのでは、マーケティング結果に大きな差がでます。
Webマーケティングを行う際は、ただ闇雲にWebサービスを作るのではなく、
ユーザーの心理を理解するように心がけましょう。

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